※…ベガＩＩに負けた時に表示される。

リュウ 　月明かりの下に、リュウは存た。 リュウは天に自分の拳をかざす。 「俺は何を掴もうとしているのか？」 風は流れていく。己の探し求める 答が見つかるその時まで。	ケン 「優勝者、ケン・マスターズ！」 会場は歓喜の声で溢れていた。 ケンは対戦相手に近付き、微笑む。 「いい試合だったぜ！でも、奴に 笑われる訳にはいかないんでね」
春麗 　「手がかりは何もナシね…」 春麗は軽い脱力感に襲われていた。 髪どめを解き、左右に頭を振る。 長い黒髪が春麗の影を変えた。 　「……お父さん……」	ガイル 「友を家族を護るつもりで耐えろ」 隊員達の訓練は熾烈を極めていた。 「サァーッ！」　隊員達が答える。 心の中で静かに呟くガイル…。 「復讐……最も虚しい行為だ」
ザンギエフ 　同志、ザンギエフ君。 君の活躍、聞かせてもらったよ。 スゴイ！実に、スゴイよ！ 最高のボルシチを用意している。 　　　　　　　　　　親愛なる者より	ダルシム 「一体何が真実なんだろうか？」 幾たびも現れる悪を倒す。この私 自身……はたして善と言いきれる のだろうか？ 「己が信ずる道を……私は行く！」
ブランカ 　ジャングルに平和は戻った。 ジミーにはもうそれで十分なのだ。 母なるジャングル、……本当の母、 これ以上必要な物は何もないのだ。	ほくと 「貴方を屠るのが私の業……」 兄妹の対峙とは思えぬ冷たい視線 が二度と微笑みに変わる事はなか った。……永久に。
ドクトリン ダーク 　「自分は何者であるのか…自分は 何者でなければならないのか…」 頭の中では理解しつつも、精神的 世界の拒絶、心を裂く葛藤の毎日。 過ぎし日の光はもう戻らないのか？	スカロマニア 　「はっはっは、ヒーローは私だ！ いや、私がヒーローだっ！の方が 格好いいか？うう〜ん…」 ヒーローは勝ちゼリフ一つにも、 妥協を許さないのでした。
ジャック 　今のジャックには、組織からの 追っ手が一番の悩みだった。 「しばらく安全なところに隠れる かな…」そうつぶやきながらも、 華やかなネオンに消えるのだった。	シャロン 　戦いはひとまず終わった。無数 の猛者が横たわる舞台のはるか先 に、シャロンはたたずんでいた。 「もう、戻れないんだね…わたし」
七瀬 「お兄様、お姉様、止めて！」 七瀬の叫びが一瞬、 　　　　　　カイリの拳を鈍らせた。 それが兄妹の別れになろうとは。	プルム プルナ 　好奇心探求の終わりなき旅。 　プルムは当初の目的をすっかり 忘れて観光客にとけこんでいます。 「ダランッ！次の目的地が決まっ たわ。宇宙を見に行くわよ」
ダラン マイスター 　世界の強豪と戦う機会を、再び 手にしたダラン。この旅の成果は、 これからの活躍で知ることができ るだろう。お嬢様がいるかぎり、 ダランは永遠に忙しいのです。	バルログ 　シャドルーから奪った実験新薬 「SH-11」 を自らに投与するバル ログ。究極の美と強さ―極美―と 引き替えに、己の心とプライドは 醜く歪んでいったのであった。
ヴルカーノ ロッソ 　たとえ組織の命令に背いても… と、復讐に成功したロッソ。だが、 最愛の者を失って生まれた虚脱感 は思いのほか大きかった。彼の心 は今も光なき深海に眠っている。	エリア 「たっだいまぁ」 彼女を出迎えた のは店内中で鳴る電話のベル。 近くの受話器をエリアが受ける。 「『キャンサー』 一式？ハイッ、 お買い上げ有り難うございます！」
サガット 　……そう、彼の心には、いつも 同じ言葉が鳴り響いている。 「俺より強いヤツを……倒す！」 自分を信じて思うがままに進む。 真の帝王とはそういった者である。	ベガ 　「ハアッハッハッハッ。いい実験 材料が手に入ったわ」 　「サイコパワーと、『SH-11』の 生み出す未知の力……クックッ、 ネオシャドルーの誕生だ！」
ガルダ 　負の氣を操る鬼人。 見るべき者毎に存在が異なる鬼人。 永遠にさ迷う鬼人。	シャドウガイスト 　「闘いとは、勝つことだよ…」 と言うとシャドウは暗闇に消えた。 数日後…裏組織のビルに満月と 共に影が現れ、声高らかに叫んだ。 　「はっはっは、私は無敵だ！」
カイリ 　両手を紅に染めて笑うカイリ。 身も心も魂も引き裂かれたほくと。 二度と戻らぬ兄の魂を憂いながら、 ほくとは静かに瞳を閉じた。	ハヤテ 冷たい風と幼き頃の父との思い出が ハヤテの身を震わす。 「私がやらねば・・・」 そう言い残し、ハヤテは闇へと消えていった。
ベガＩＩ　（※） 新たな世界が生まれた。 そこは恐怖、絶望、暴虐で 満たされていくであろう。