リドルアナ大灯台　下層
見極めの礎域
First Ascent - Horizon of First Light

かわき満たす広場
−	壁の碑文	「神々の剣を授かりし後世の探求者へ。 　これなるは天に等しき高みへの塔。 「三つのしもべを率いる守護者、 　汝の魂をむさぼり喰わんとす。 「力なき者は力を望むなかれ。 　されど力のみに頼るなかれ。 　おのが目に惑わされるなかれ。 「幻を断ち真の道へ至れ。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　−−レイスウォール、記す。」
始原の層　内郭
０１Ｆ	遺されし言の柱	この塔は不滅なる者が組みしもの 天へと通ずる道なり ただ世に生かされし者 歩むに能わず 過ぎたる欲抱きし者 命脈果てん 真の力　賢人の知　ミストの魔 万有その身に備えし者 汝行きて帰るべし
		天への道を開かんとする者よ 序の道を護るは　黒のもの 三方の鍵に守られし奥 黒き扉を護るしもべなり
	黒封の祭壇	「この地に棲まう魔物の持つ 　黒の珠をここに捧げよ。 　固き扉を開け放つ一片とならん。」
始原の層　外郭
０１Ｆ	遺されし言の柱	無知なる者よ 選ばれざる命短き者よ この塔が汝の歩みを拒むことはない 汝その身をもって真を知るべし 汝その口をもって真を語るべし これに刻まれしは不滅なる者の言葉なり
		無知なる者よ 選ばれし命短き者よ 選ばれざる者への教戒を越え 天に向かい歩み進め 汝が交わしたる契約の証 頂に眠る天陽の繭を目覚めさせん
		黒の珠求めし者よ それは塔の礎部に棲まいし魔物の持つ 魔を秘めし珠なり 塔を支える魔の力 凝り固まりて生まれたものゆえ 塔の礎部にのみ発する
０２Ｆ	黒の扉	「これより先 　第一のしもべ構えたる場。 　知なき者、戻り来ることかなわず。」
始原の旋回廊１
１０Ｆ	転移装置	「ここにあるは“始原の層”へと戻る速き道。」
	遺されし言の柱	地をはう者よ 定められし天への道を欲する者よ 石より出でし緑の炎を求めよ 炎消さば石に戻りて 無き空を埋め道を示さん
１５Ｆ	遺されし言の柱	道を頼りし者よ 緑の炎より道を得た者よ 石に戻りし緑の炎 時失いて ただ石であり続ける
始原の旋回廊２
２０Ｆ	遺されし言の柱	目に頼りし者よ うつろいし世に流さるる者よ 映りしものに心とらわれ 己が手で道を開かぬ愚者ならば 天陽見ることかなわず 全ての道を歩む時 その壁は越えられん
始原の旋回廊３
３０Ｆ	遺されし言の柱	翼持たぬ者よ 低き眼界を歩む者よ 多く事象は 相反する二面をそなえるものなり 緑の炎を喰らい道を閉ざす それは赤き炎の隠された一面なり
始原の旋回廊４
４６Ｆ	遺されし言の柱	無知なる者よ 混沌より生まれ出でし者よ 汝は知るか 秩序なく争い果てぬ世を憂い 正しき標を与えたもう王の在るを
至次の狭間
４８Ｆ	遺されし言の柱	無知なる者よ 儚き営みを連ねる者よ 汝忘れるなかれ 世を支えるは汝らの力にあらず 全て大いなる王の導きなり
		無知なる者よ 来し方行く末を見つめぬ者よ 汝らの積み上げしものを解し 向かうべき道を選ぶは 不滅なる存在 それはとこしなえに続けられん その身体と等しく知もまた永命なり
至次の境域
４９Ｆ	古の扉	「これより先 　第二のしもべ構えたる場。 　力なき者、戻り来ることかなわず。」

リドルアナ大灯台　中層
裁し律する封域
Second Ascent - Reach of Diamond Law

ささげし狭間
６０Ｆ	転移装置	「ここにあるは“始原の層”へと戻る速き道。 　ただ往くのみ、戻り来ること叶わぬ道なり。 「戻りし後、ふたたび天を目指さんとする時、 　汝の行く手に、長き回廊ふたたび立ちはだからん。」
	遺されし言の柱	得んとする者よ 得ることかなわず　さまよう者よ これより先の数刻 その身の糧を供え進め 己が資質を問い見極め 四の道より択び進め
		無知なる者よ 無知を恐れる小さき者よ 封する力を発するは限られし場 繭が導く絶海の水と 神授の宝珠が合い接する 限られし場のみ
		封する力響きしは 塔に挑みし稀なる者のみ 己が力に頼らぬ者よ 汝が頼りし能は何ぞ
		封する力響きしは 塔に挑みし稀なる者のみ 魔散らせし者よ 残せし能は利を生みだすか 仇なすものに不利生みだすか
		封する力響きしは 塔に挑みし稀なる者のみ 具用いること禁じし者よ 汝頼れるは己が身に宿りしもの それは過ぎし時の結びし果なり
		封する力響きしは 塔に挑みし稀なる者のみ 知を封じ路図捨てし者よ 暗闇を恐るるなかれ 己が歩みを他に頼るは人たる種のみなり
	戦封の祭壇	「これに供えるは“戦”。 　人たる種が人たりえぬ頃より磨きあげた 　“戦”を供えし時、道開かん。」
	魔封の祭壇	「これに供えるは“魔”。 　人たる種が人ならぬ種から得た 　“魔”を供えし時、道開かん。」
	具封の祭壇	「これに供えるは“具”。 　人たる種を人たらしめる 　“具”を供えし時、道開かん。」
	知封の祭壇	「これに供えるは“知”。 　人たる種が人たる種のために積み上げた 　“知”を供えし時、道開かん。」
封殺の層
６１Ｆ	遺されし言の柱	無知なる者よ 真の歴史に暗き者よ 我らは不滅なる者 汝の畏れるべき大いなる存在なり かつてその力を以って世を統べん 万物は我らの前に頭を垂れり
受難の層
６２Ｆ	遺されし言の柱	無知なる者よ 真の歴史に縁なき者よ 我らは不滅なる者 汝の頭上に立つ大いなる存在なり されど今その姿目に映ることなし 人知届かぬ地の底にて ひそやかに汝が行いを観するなり
幻惑の層
６３Ｆ	遺されし言の柱	無知なる者よ 真の歴史に関わりを持たぬ者よ 我らは不滅なる者 汝を導く大いなる存在なり 世界がその道を誤らんとする時 我　全てを統べる力授けし契約者を遣わさん
封滅の狭間
６４Ｆ	遺されし言の柱	無知なる者よ 地の表で生を享受せし者よ 生きとし生ける者は 不滅なる者の下で皆平等なり
		無知なる者よ 地の表で生かされし者よ 生きとし生ける者は ギルヴェガンの英知によりて 万古不易の繁栄を得ん
験真の封域
６５Ｆ	古の扉	「これより先 　第三のしもべ構えたる場。 　野心抱きし者、戻り来ることかなわず。」
	遺されし言の柱	たどりつきし者よ なお天を目指さんとする者よ 天へ進むは浮遊する器 身の糧を供え ここに至りし者に開け放たん
		浮遊する器を招きし者よ さらに天を目指さんとする者よ 器の歩みを解し進め 器の進む 未踏の階へは一を刻み 過ぎたる階へは刻むことなく

リドルアナ大灯台　上層
覇を問う空域
Third Ascent - Mete of Dynasty

至頂の旋回廊１
８０Ｆ	転移装置	「ここにあるは“始原の層”へと戻る速き道。 　ただ往くのみ、戻り来ること叶わぬ道なり。 「戻りし後、ふたたび天を目指さんとする時、 　汝の行く手に、長き道のりふたたび立ちはだからん。」
	遺されし言の柱	最たる層に至りし者よ ここは道なき場なり 汝を導くは 天へと至るこれまでの路程とその紋 始まり示すは封じの闇と紋 過ちなくして進むこと難しからん 二度過ちを繰り返し時 汝罰を与えられん
７９Ｆ	遺されし言の柱	最たる層に至りし者よ 汝を導くは 天へと至るこれまでの路程とその紋 始まり示すは封じの闇と紋 それは黒の扉を指し示す それは黒き紋を指し示す
		最たる層に至りし者よ 汝を導くは 天へと至るこれまでの路程とその紋 次を示すは炎なり 翼なき者へ道を与えし炎なり
		最たる層に至りし者よ 汝を導くは 天へと至るこれまでの路程とその紋 三を示すも炎なり 翼なき者へ与えられし道を消し去る 異なる炎を指し示す
		最たる層に至りし者よ 汝を導くは 天へと至るこれまでの路程とその紋 四を示すは己が能を供えし紋 戦は灰と化し 具は黄金色に輝き放つ
至頂の旋回廊２
８６Ｆ	遺されし言の柱	最たる層に至りし者よ 路程をたどり進みし者よ 終を示すは不滅なる者の導き 路程に無き清浄なる輝き 新しきものゆえ　紋は無く　色も無し
至天の旋回廊
９９Ｆ	遺されし言の柱	この塔は不滅なる者が組みしもの 天へと通ずる道なり 真の力　賢人の知　ミストの魔 万有その身に備えし者 汝かしこみて進め これより先は天上の階 選ばれし者にぞ意あるなり